売主から届いた共有リンクの見方から購入後の引継ぎ手順まで。「履歴付き物件」を安心して取得・活用するための公式ガイドです。
Chapter 01
OY.AI を使う売主の物件には、修繕・収支・入退去の記録が蓄積。
これが買主にとって大きな価値となります。
いつ、何を修繕したか。設備の交換時期。入退去の頻度。口頭では確認できなかった物件の「実績」が時系列で記録されています。
家賃収入・空室期間・修繕費・管理費の実績値がわかります。売主の「手取り収益」の実態を数字で確認できます。
購入後は売主の記録ごと自分のアカウントに引き継げます。取得初日からデューデリジェンス完了状態でスタートできます。
OY.AI の記録はオーナー本人が入力したデータを起点とし、証憑の添付・AI 照合で信頼度が付与されます。第三者機関による外部保証とは異なりますが、証憑の有無と整合性を構造的に確認できる点で、口頭説明のみの物件と明確に異なります。
Chapter 02
売主から届いた共有リンクを開くだけで、アカウント不要で物件情報を閲覧できます。
useoyai.com/share/… 形式注意: 売主は公開する情報の範囲を選べます。入居者の個人情報(氏名・連絡先)はデフォルトで非表示です。見えていない項目がある場合は、売主へ追加開示を依頼してください。
Chapter 03
共有リンクを開いた最初の画面で確認できる情報と、各項目の読み方を解説します。
Chapter 04
物件の「維持管理の質」を判断する最重要セクション。
過去の修繕履歴から、今後のコストを見積もれます。
| 設備・箇所 | 一般的な耐用年数 | 未交換の場合のリスク | 確認ポイント |
|---|---|---|---|
| 給湯器 | 10〜15 年 | 高額突発修繕(8〜15 万円/台) | 各室の最終交換時期を確認 |
| 外壁・屋上防水 | 10〜15 年 | 雨漏り・構造劣化(100〜300 万円) | 直近工事の年数と証憑 |
| エアコン | 10〜12 年 | 入居付けへの影響 | 全室分の交換記録 |
| 配管・排水 | 20〜30 年 | 漏水・腐食(50〜200 万円) | 築年数と高圧洗浄実績 |
| 共用部照明・電気 | 15〜20 年 | 比較的低リスク | LED 化の有無 |
修繕履歴に 書類検証済 が多いほど、記録の信頼性が高まります。履歴が少ない ≠ 修繕が少ない ではなく、「記録されていない修繕が存在した可能性」を念頭に置いてください。
Chapter 05
売主の「実績」を確認しながら、取得後の収支を自分で試算する方法を解説します。
収支の各レコードには verification_level(自己申告 / 書類添付済 / 書類検証済)が表示されます。家賃収入や大きな支出項目が 書類検証済 かどうかを必ず確認してください。
Chapter 06
スコアは物件の記録管理水準を示す指標。
高スコアほど情報の透明性が高く、交渉や取得後の運用がしやすくなります。
E: 誠実度ボーナス を獲得しているオーナーは、修繕・入退去・賃料改定・業者情報といった日々の運営イベントを継続的に記録しています。記録の細かさは売主のデータ運用の丁寧さを示す参考指標になります。
主要な収支・修繕記録に証憑が揃っています。OY.AI の DD 資料で大半の疑問が解決し、追加の書類提出交渉がほぼ不要です。
家賃収入・大規模修繕の証憑は揃っています。細部の記録(小修繕・消耗品)の証憑が少ない場合があります。必要に応じて個別確認を。
自己申告が多い状態です。修繕費の領収書・過去の賃貸借契約書・振込明細など、主要証憑の提出を売主に求めることを推奨します。
Chapter 07
契約成立後、売主の記録データを引き継ぐ手順です。
OY.AI アカウントがない方は、この機会に登録をお勧めします。
売買契約前の引継ぎは行わないでください。 所有権の譲渡は、物件の売買契約が正式に成立した後に実施することを強く推奨します。OY.AI の譲渡操作自体は売買の法的効力を持ちませんが、データの移転を適切なタイミングで行うためです。
売主が積み上げてきた記録は、引継ぎ後すぐに AI(秘書モード)への質問で引き出せます。管理会社への問合せや書類の探索は不要。物件の「記憶」がそのまま手元に来ます。
Chapter 08
買主からよく寄せられる質問をまとめました。