融資審査・借換交渉の場でオーナーから共有された OY.AI データの読み方。信用力スコアの意味、収支・履歴の確認方法、データ信頼性の根拠を担当者向けに 1 ページで解説します。
Chapter 01
不動産投資家の「記録の属人化・証憑の散逸」を解消し、
金融機関水準の客観データを生むプラットフォームです。
収入・支出・修繕・入退去・書類を一元管理。口頭申告では確認できなかった事実を、タイムスタンプ付きで構造化データにします。
領収書・振込明細・契約書・工事写真を個々の記録に直接紐付け。「言ったこと」と「証明できること」の乖離を可視化します。
5 軸・100 点満点の信用力スコアにより、オーナーの記録管理水準を数値で比較可能にします。審査担当者の属人的判断を補完します。
OY.AI のデータは オーナー本人の申告 を起点とし、AI による書類検証で信頼度が付与されます。第三者機関による外部監査とは異なりますが、証憑の有無・整合性を構造的に可視化できる点で、従来の口頭ヒアリングより高い情報精度を提供します。
Chapter 02
オーナーから受け取った共有リンクは、以下の手順でアクセスできます。
OY.AI アカウントの作成は不要です。
useoyai.com/share/… 形式です注意: 共有リンクはオーナーが任意のタイミングで無効化できます。審査期間中に閲覧できなくなった場合は、オーナーへ再発行を依頼してください。重要データは PDF で保存しておくことを推奨します。
Chapter 03
5 軸で算出する 0〜100 点のスコア。
各軸の定義とグレード基準で、データ品質を正しく評価できます。
スコアの 50 点分は「B: 裏付け」 が占めます。Grade B 以上(60 点以上)のオーナーは、主要な収支・修繕記録に証憑が添付されていることを意味します。
共有画面の「スコア詳細」タブで、どの記録が 書類検証済 か 自己申告 かを一覧できます。家賃収入・ローン返済額・大規模修繕の証憑を重点確認してください。
修繕の発生・入退去の履歴・賃料改定・業者や委託先の情報といった運営イベントを継続的に記録しているオーナーに、ボーナス点 (+10) が付与されます。日々の運営履歴をきちんと残しているオーナーほど、データの透明性が高く長期的な返済信頼性が高いと判断できます。
Chapter 04
共有画面の「収支」タブで確認できる項目の定義を解説します。
OY.AI では、融資実行後もオーナーが記録を更新し続けることで、金融機関側が最新の物件状況をリアルタイムで把握できる環境を整えられます。共有リンクを発行したままにしてもらう交渉が可能です。
| レベル | 表示 | 内容 | スコア加重 | 審査上の解釈 |
|---|---|---|---|---|
| self_reported | 自己申告 | 手入力のみ、証憑なし | 40% | 口頭申告と同等。追加書類提出を求めるべき |
| document_attached | 書類添付済 | 証憑ファイルが紐付き済 | 70% | 書類は存在するが AI 照合は未完了 |
| document_verified | 書類検証済 | AI が書類内容と記録を照合完了 | 100% | 金額・日付・相手先が一致確認済 |
| api_verified | API 検証済 | 外部システムと連携して確認 将来提供予定 | 100% | 最も信頼性が高い |
※ api_verified(API 検証済)について: 銀行・決済代行など外部システムとの API 連携による自動検証は将来提供予定の機能です。現在は document_verified(AI 照合済)が事実上の最高レベルです。
Chapter 05
物件の過去と現在を時系列で確認するライフログ。
融資判断に直結する 3 つの履歴の読み方を解説します。
・大規模設備(給湯器・エアコン・外壁)の直近交換時期
・修繕費の合計額と傾向(増加 → 老朽化のサイン)
・業者情報と写真が紐付いているか(証憑の質)
・空室発生の頻度と期間(立地・賃料設定の評価)
・入居者回転率(高回転 → 賃貸需要の確認)
・現在の全室稼働状況(入居中か空室か)
・保険証書の有効期限(失効していないか)
・賃貸借契約書の更新状況
・登記関連書類の有無
Chapter 06
「オーナー自身が入力したデータをどこまで信用できるか」への回答です。
すべての記録はサーバー側のタイムスタンプで保存され、編集・削除はすべて監査ログに記録されます。月次の財務台帳は追記専用・ハッシュチェーン (SHA-256) で連結されており、改ざんがあった場合も痕跡から検知できる設計です。
添付された証憑(領収書・振込明細・契約書)は AI が自動で内容を読み取り、入力値と照合します。金額・日付・相手先が一致した場合のみ「書類検証済」 に昇格します。
収入・支出・ローン情報の間で矛盾がないかをシステムが自動検査します。申告収入がローン返済額を下回る状態が続く 場合、整合性スコアが低下し審査担当者が気付けます。
修繕実施・入退去履歴・賃料改定・業者情報といった運営イベントを継続的に記録しているオーナーに最大 10 点のボーナスを付与。記録の量と細かさが、データ運用の継続性を示します。
OY.AI のデータは 公認会計士や外部監査機関による第三者保証ではありません。あくまでオーナー主導の記録管理基盤です。ただし、証憑の紐付け・AI 照合・タイムスタンプ管理により、従来の口頭申告・提出書類の単独審査よりも高い情報精度を実現しています。
Chapter 07
金融機関担当者からよく寄せられる質問をまとめました。